daddy_pipecut

43: 本当にあった怖い名無し 2013/10/28(月) 20:11:52 ID:P9IK1ZCI0


2年ほど前の話。

主な登場人物は、俺→Jと
元カノ、I美と、友人のA太
俺らはバイト先で知り合って、意気投合して、三人で遊ぶようになった。
俺は地方出身者の大学生、A太は地元、それも大地主の家の大学生。



I美は地方出身者のフリーターだった。
一緒に働いたのは数ヶ月だったけど、その後も三人で良く遊びに行ったり、
俺のアパートで鍋パーティーしたりしてた。
A太はI美のことが好きだったみたいで、ある時俺に
「J、俺は不細工だし、もしお前がI美と付き合うって言うなら、それはそれで応援したいと思う。」
と唐突に言ってきた。

「いや、そんなん、まずI美がどう思うのか。」


I美は彼氏はいないって言ってたし、一人暮らしで危ないから
たまに遊びに行ってやるよ。とか冗談を言うと、真顔で
「ばかっ!一人暮らしの女の子が男の子を家に上げるわけないでしょ!
変なまねしたらイヤだから、家は絶対に教えてあげない」なんて怒るから、
結構硬いやつなんだって、ちょっと感心して、

俺も、この子いいなぁなんて少し思ってた。





「スポンサーリンク」





44: 本当にあった怖い名無し 2013/10/28(月) 20:13:47 ID:VuUF/+Uu0

おもろかった!!

45: 本当にあった怖い名無し 2013/10/28(月) 20:16:51 ID:VuUF/+Uu0

A太って瑛太しか思い付かない
あいつの顔で再生されたwww

46: 本当にあった怖い名無し 2013/10/28(月) 20:19:20 ID:tK/ioWTm0

大体予想着くな

47: 本当にあった怖い名無し 2013/10/28(月) 20:20:17 ID:VuUF/+Uu0

そうゆう展開かー
アベック○人を思い出したッス…orz


48: 本当にあった怖い名無し 2013/10/28(月) 20:23:25 ID:P9IK1ZCI0


俺とA太は大学を卒業して、社会人として毎日慣れない日々を暮らしてた。
I美も、俺たちと一緒にバイトやめてたから、気になってたけど
ネイルサロンで働いてるってmailで見て
会えない日々が続いてたけど、みんな頑張ってんなって思ってた。

特にA太には家に招いてもらい、学生時代、仕送りもままならない時に、食事させてもらったり、
泊めてもらったり爺ちゃんには毎度勝てなかったけど、囲碁を相手してもらったり。
とってもお世話になったから、また落ちついたら会いたいって思ってた。
出来たらI美も一緒に。
そんなある日のこと。
ちょうどGW終わったくらいかな。

21時も過ぎた頃、ピンポーンて。普段着あんまり鳴らない音がした。

ドアを開けたらl美だった。


49: 本当にあった怖い名無し 2013/10/28(月) 20:33:16 ID:P9IK1ZCI0


俺「あれ?どしたの?何いきなり」
I美「久しぶり!近くまで来たからさ!元気?」って

とにかく上がる?って聞いたら、うんって上がってきたけど、何かドラムバックとキヤリーバックで尋常じゃない荷物。
俺「何か、あった?」
少し黙ったあと、I美は言った。


「なんかさ、ストー力ーに狙われちゃった。家帰れないから出てきたの。泊めて」
え?まさか。
泊めるとか、俺理○とかねえし。
だから、K察行ったほうがいいよ、一緒に行こうとかいったけど
頑なに、無理よむりって
K察は事が起こらないと何もしてくれないって泣く。

俺は、泊めたら何するかわかんねーよ、って言ったら
「いいよ!あたしね。ずーっとJのこと好きだったの!」って
なら、なるようになるじゃん。

その日から、I美はんだ。


50: 本当にあった怖い名無し 2013/10/28(月) 20:44:10 ID:P9IK1ZCI0


けど、最初はまぁ良かったけど、I美は全然働こうとしないし、かと言って家のこととかも全然やんない。
俺が帰りに毎日弁当とか買って帰ると
「明日の昼とか何食べればいいのよ?有り得ない。
お金ちょうだい。自分で買いに行くから」とか言い出すようになって、
俺はそもそも一緒に暮らす気とかなかったから、すごく戸惑ったけど
一応自分の彼女って、思ってたし、前の家には帰れないから解約したって聞いてたし
そのストー力ーから守らないと、みたいな気持ちもあったから、言いなりになるしかなかった。
そんな時、ちょっとご無沙汰だったA太から連絡が来た。


爺ちゃんが入院して、もう半年以内って。
90際にもなるから仕方ないけど、お世話になったし俺はI美のことがあってA太には気が引けたが

爺ちゃんの見舞いに行きたいと申し出た。

51: 本当にあった怖い名無し 2013/10/28(月) 20:55:35 ID:P9IK1ZCI0


そして、久々にA太と会った。
一緒に病院に行って、帰りに一緒に食欠んだ。すごい久しぶりだった。
俺はA太に言わないとならないことがあった。
I美と付き合って、一緒に暮らしてること。
俺はずるいから、シ酉の力借りて、そのあたりのこと全部告白した。


そしたらA太は、一瞬ギョッとした顔したから、あれ?とか思ったけど
ごめんな、って謝った。
だって、A太、I美のこと好きだったから。
そしたらA太は、「お前が幸せなら、いいじゃんか!良かったね!」って笑った。
俺の胸のつかえが取れた。
でも、I美は全く働こうとしないし、かと言って家事するとかもない。
時々メチャメチャ家がきれいになってるんだけど、占いとか大好きで、常に占いとか信じて行動してたし、
実際俺の財布から金出して、駅前の占いの館みたいなとこいってたから、

そのせいなんか、とか思ったり



52: 本当にあった怖い名無し 2013/10/28(月) 21:03:01 ID:C3fjVEeO0

はよはよ


53: 本当にあった怖い名無し 2013/10/28(月) 21:11:17 ID:P9IK1ZCI0


そんな時、A太が食欠もうぜって誘ってきた。
うちで鍋やるかー?って答えたら話あんだよ。って返事着たから
なんだよ、実はI美のこと音に持ってんのかよ!
けど、俺はもうアイツ無理だよ。別れていいわ。
そう思ってたから、余裕でA太と会えた。

そしてA太の話を聞く。

昔3人が出会ったバイト先にいたSさんて人が
何か知らんがやたら色んな情報ある人で、俺とI美が付き合って一緒に暮らしてるって告白する前に
そのSさんから、I美はうちでバイトしてた頃から、男と同棲してた。
けど、最近若い男連れ込んでたのがバレて、その同棲相手に追い出されたらしい。
って話を聞いてて、なんて女と思ってた矢先、お前んとこ行って付き合ってんのかよ!
って、そんときは言えなかったけどな。って言うんだよ。

俺は目の前真っ暗。
何よそれ、そして何でそんなこと言うのよ?


54: 本当にあった怖い名無し 2013/10/28(月) 21:20:08 ID:pFUZjXu40

支援

ただ、次からはメモ帳などでまとめて書いてから貼ってほしいね


55: 本当にあった怖い名無し 2013/10/28(月) 21:20:47 ID:P9IK1ZCI0


I美って、男の家をねぐらにする糞女だったってこと。

前の寄生先追い出されて、次は俺か。

そして、A太が言いにくそうに

「お前、中免取ったの?」
は?何?普免しかねえし。
「お前のアパートのドアの真横に、バイク止まってたぞ。
お前からI美と付き合ったって聞いて、なんか心配になって、平日仕事休みの合間に見に行ったんだよ」
そうなんか、前の男が叩き出した理由の変な若い男を、俺んちに連れ込んでんか?

俺は、色々思い当たることがあって怒りで震えた。

56: 本当にあった怖い名無し 2013/10/28(月) 21:27:24 ID:P9IK1ZCI0


俺はあんまり腹立ったから、その日に

「テメー男連れ込んでんだろ。見たんだよ!出てけクソ女」
って叫んだ。
そしたら、彼女すごいびっくりして、そんなんないよ!とか言ってきたから
「嘘つくな、てめー○す」って言おうとしたけどやめた。
そして
「嘘つくなよ。お前がかいつも行く占いの館で言われたんだよ。正直に言えよ」

そしたら、I美は驚くほどあっさり認めた。
泣きながら土下座してた。
ここ、追い出されたら行くとこないもん
とか言って


57: 本当にあった怖い名無し 2013/10/28(月) 21:27:31 ID:mSk9xc3F0

しえん

59: 本当にあった怖い名無し 2013/10/28(月) 21:34:14 ID:VuUF/+Uu0

瑛太に寝とられという予想は外れた…


60: 本当にあった怖い名無し 2013/10/28(月) 21:37:42 ID:P9IK1ZCI


そん時、何か俺がすげークズに思えて

二度とすんなよ
って、なんか許したっぽくなった。
でも、俺の中じゃやっぱり納得出来なくて。
そんな中、A太んとこの爺ちゃんが○くなった。

A太んちは、そこそこ都心部なのになんかド田舎風で、家もでかかったから、自分ちで通夜をやるっていう。
俺は喪服に着替えてA太んち向かおうとしたら、I美が
あたしも行こうかな。とか言ったから、むちゃくちゃ腹たってテメーは来んなって言った。
そして、A太んとこで色々手伝ってから家に帰った。
そして、家に上がろうとしたらI美が「塩まいてよ!有り得ない!キモイキモイキモイ!
ジジイの霊が家の中はいるじゃん!」て

は?
俺はぶっ飛ばしたくなった。
この前土下座したあの時のイメージと全然ちゃうし。
しかもジジイとか


61: 本当にあった怖い名無し 2013/10/28(月) 21:44:40 ID:i2I/maw90

しえん


62: 本当にあった怖い名無し 2013/10/28(月) 21:51:13 ID:P9IK1ZCI0


それで俺はあんまり頭に来たから、またA太んちに戻った。
それでA太に全部ぶちまけたんだ。
早くI美と別れたいけど、どうやって追い出したらいいんだろうか、とか
おばさんが来て、布団敷いてくれた。
A太に良く聞いたら、ほんとに糞だったみたいで、俺も馬.鹿だったけど
わりと有名だったらしくて、とにかく早く別れたいけど
とにかくアイツ行くとこないしな。

そんなのが、なんとなく俺の中ではどうしょもなく、わだかまってた。

64: 本当にあった怖い名無し 2013/10/28(月) 22:06:39 ID:P9IK1ZCI0


そしたらA太が、実家あんだし、そこに返せば
って言った。そういや、I美の実家はド田舎で、帰っても仕事ないとか言ってたな。
でも、だからなんだよ。
自分で家も持たず、男に寄生して。

そうか。
そん時俺は気がついた。
あいつは寄生先と、自分の男は別けてんのか?
俺んちで暮らして、俺の財布アテにして、それでいて好きな男がいる。
そいつを俺の知らない間に家に入れて、俺に気がつかれないように、部屋とか掃除してたんかと思うと腹たってどーしょもなくて、むしろ情けなくて泣いた。


A太が、ちょっと冗談ぽく、じいちゃん、ウラメシヤーって出てやってよって言った。
俺はそんとき、ほんとにI美って占いとか好きなのに超怖がりだから、ほんとそうして欲しいとか言ってた。
まあ、不謹慎だけど。

そしたらA太がむちゃくちゃ真顔になって

やるか?
って、言ってきた。
何を?俺は普通にA太を見た



65: 本当にあった怖い名無し 2013/10/28(月) 22:08:18 ID:VuUF/+Uu0

おもしろかった!!

66: 本当にあった怖い名無し 2013/10/28(月) 22:09:51 ID:i2I/maw90

ワッフルワッフル!!

68: 本当にあった怖い名無し 2013/10/28(月) 22:16:00 ID:Q7+T8tvf0

惚れた女がクソだったから、追い出したったwという話か


69: 本当にあった怖い名無し 2013/10/28(月) 22:21:41 ID:P9IK1ZCI0


それで、A太の発案。

「お前、もう今のアパート引き払えよ」

俺「そのつもり、会社の寮入るよ。そしたらあの女も一緒に暮らせない」

その後、A太が続ける。
大地主のA太んち。じいちゃん、○くなって相続が決まってる親父さんの土地、
山みたいなのも全部じいちゃんのなんだけど
その山の反対側に、以前A太の叔母さん夫婦の為に起てた家があり
その周りに、平屋の借家を建ててた。
それが、私有地故に電灯が少ないとか、駅からバスで20分もかかるとか、色んな要素あって
叔母さんも今は住んでないし、借家にも誰もいない。
そこらの土地は、売買される予定だったけど、相続でまだ時間かかるし。

だからさ。

A太は、ウキウキして言った。

「クソ女撃退、お化け屋敷作戦」

え?なに?

そこから、A太巻き込んだ復讐が始まった。


70: 本当にあった怖い名無し 2013/10/28(月) 22:27:39 ID:owbkYSwO0

このぶんだと、深夜までかかりそうだな。

71: 本当にあった怖い名無し 2013/10/28(月) 22:28:14 ID:VuUF/+Uu0

瑛太いいやつじゃん

72: 本当にあった怖い名無し 2013/10/28(月) 22:30:54 ID:pBQf474m0

最終的に、A太が極悪人で復讐されたって話になったら
すげえ


73: 本当にあった怖い名無し 2013/10/28(月) 22:35:29 ID:P9IK1ZCI0


俺はサッサと、会社の寮を申請して、今のアパート解約。
まあ、アパートの方は1ヶ月分の家賃がいったけどね。

それで、I美に引っ越すことを告げた。
I美は驚いてたけど、二人で暮らすには狭いとか色々言って、A太んとこの古い二階建てを、あからさま
普通に見つけて借りたからそこに引っ越すぞと告げた。
勿論、I美にはA太のことは知らせてない。
その古家に行き着くまで、俺とA太は色んな下準備したんだよ。
A太は機械工学出身者で、ICレコーダーとか、中古で買ってきて、タイマーとかで音が鳴るように作ってくれたり

あとは太いロープ。たまたま、俺の職場に美容院の家の人がいて
俺はそこで大量に髪の毛もらった。


74: 本当にあった怖い名無し 2013/10/28(月) 22:41:46 ID:VuUF/+Uu0

なんなスゲエわくわくする

スパイ大作戦みたいwww
瑛太がんばれーっ


75: 本当にあった怖い名無し 2013/10/28(月) 22:44:44 ID:P9IK1ZCI0


後一番高かったのは、ラ○ドール?
なんか、正式名称解らんがシリコン製の、むちゃくちゃ本物っぽい人形2体。

そっくりなのをオークションで購入した。
あと、その人形に着させるネマキなる着物?
そんな風に準備整えて、彼女とその家に引っ越した。
2階だったが、2階部分には、色んな小物とかしまったりしてたから、あんまり立ち入らせたくなくて、
元から置いてあった箪笥とかに御札張ったり、押入れに絵の具の赤茶を溶いて、吹き付けたり
色々と不気味にしあげといた。

あと、畳に酢をまいて匂わせたりとか。

76: 本当にあった怖い名無し 2013/10/28(月) 22:52:38 ID:P9IK1ZCI0


そしたら、やっぱり彼女、
ここ、変じゃん。なんか怖い
って、言い出した。
まぁね。周りも人とかいねーし。夜も真っ暗だし。

俺、たまらず「実家帰れば?」って言ったよ。
そしたらI美、「ヤダ!ヤダモン」だって。
昔はなんかこういう物言いが可愛いって思ったけど、今は氏ねくらいしかないよ。

どうせまだ、あのバイク男くんだろ。
どーでもいいけど。

俺は次の日の朝、仕事向かう前に、もらった髪の毛を浴室にまいた。
I美は働いてないしまだねてた。


77: 本当にあった怖い名無し 2013/10/28(月) 22:53:52 ID:VuUF/+Uu0

すげーよマジ
わくわくするわーっ
瑛太といい仲間なんやなあ

78: 本当にあった怖い名無し 2013/10/28(月) 22:55:28 ID:a6UfNREM0

>>77
私はあなたに本日のリアクション大賞をあげたいよ。あんた優しいね。

93: 本当にあった怖い名無し 2013/10/29(火) 00:06:19 ID:IuQ12c/OO

>>78
何だ?ワクワクしないのか?
読んでて辛いならとっとと失せろ

79: 本当にあった怖い名無し 2013/10/28(月) 22:55:52 ID:cQycUvbg0

最初の予想と違って、瑛太が味方なんて新鮮

80: 本当にあった怖い名無し 2013/10/28(月) 22:59:31 ID:YKDE1iON0

俺もワクワクしてる


81: 本当にあった怖い名無し 2013/10/28(月) 23:02:26 ID:P9IK1ZCI0


あと、見事なくらいにA太がレコーダー細工してくれてて
タイマーで、水の音がピチャピチャするとか、コツンコツン的な音を演出大成功。
まあ、俺らがこういうの録音したんだけど。
風呂入ってピチャピチャの水の音とか、畳をカリカリやるとか廊下で空のペットボトルをうちわで転がしたり
お経とかも入れてみたけど、すっげーわざとらしくて没になった。

やっぱりすげぇ効くのは、カリカリと、水の音、あと、ペットをカラカラ転がす音。
あと、畳をカリカリ爪で引っかくのもいい感じだった。
そんなんで、I美は髪の毛が、お風呂に
とか
変な音がするの!!
とか言って、毎日半狂乱になってた。
禁断の2階には上がらんみたいなのも思惑通りで。



82: 本当にあった怖い名無し 2013/10/28(月) 23:04:53 ID:i2I/maw90

大作の予感!

83: 本当にあった怖い名無し 2013/10/28(月) 23:09:29 ID:VuUF/+Uu0

大作www
大作先生、続きを楽しみにしてます!
完結するまで寝れないわーっ


84: 本当にあった怖い名無し 2013/10/28(月) 23:10:20 ID:P9IK1ZCI0


俺は入寮の手続き終わったから、そこに荷物殆ど移して、適当に仕事忙しいから帰れない
とかメールして寮でねてたりした。

そんな時、A太が作った装置
レコーダーの音が鳴る。
突然古いクーラーと加湿器が同時に作動してブレーカーが落ちる
なんてことで、あたり真っ暗

変な音する、でI美半端ないほどになってた。

85: 本当にあった怖い名無し 2013/10/28(月) 23:15:47 ID:P9IK1ZCI0


半狂乱になって電話来たから、さすがにやばいかなって思って
その日、深夜に家に帰ったら
I美が這いずり回ってて、オレがむしろびっくり。

I美が、なんかヤバイって!ヤバいよ!この家

って言った。
お風呂場に、すごい髪の毛有るの!
なにあれ?すごく大量なの!怖いよ!ここ変だよ

って。

そりゃ、そうだろ。俺が毎朝お前が寝てる間に髪の毛撒くんだから。


86: 本当にあった怖い名無し 2013/10/28(月) 23:22:59 ID:P9IK1ZCI0


A太が作った装置は優秀。
突然ブレーカー落とすのもその装置だったしな。

ここに越してきて1ヶ月くらいか?
でも、バイク男が来てる様子もなかったし、もういいか。
もうフィニッシュしよーぜ。ってA太に言ったら
うーん、て感じ。
なんか、タイミングイマイチみいな感じで。

だけど、そんな中、フィニッシュはあっさりと来る。

87: 本当にあった怖い名無し 2013/10/28(月) 23:34:04 ID:P9IK1ZCI0


I美、大好きな占い師に、この家の霊視頼んだらしい。
俺の休みの土曜日に、うちに訪ねて来た。
「ここ、やばいって!だから来てもらったの。無料だし!」
とか言うし。

見たら、なんつうか、よくTVとかに出てくる胡散臭いババア、まんまなのでびっくり。
えっと、むしろ俺が騙されてんの?って、一瞬疑っちまった。

髪の毛金パで紫のサングラス

89: 本当にあった怖い名無し 2013/10/28(月) 23:41:34 ID:P9IK1ZCI0

I美がババアに駆け寄って、色んなこと言ってるみたいだった。
しかも、半狂乱。
それで、ババアが家の前に立って、ああああ、
とか言ってたから、I美、涙目になって
どういうことか必タヒで聞いてる感じだった。

俺、そのババアを家に招き入れた。
ババアは、I美の言うふろ場とかすごい見てたけど
俺は「2階に行きましょう」って誘った。
I美が、やめてやめてー!とか、叫んでてけど
ババアはすんなり2階に上がって来た。


90: 本当にあった怖い名無し 2013/10/28(月) 23:43:24 ID:VuUF/+Uu0

早く続きを読みたい
つーかフィニッシュ知りたいーっ
大作先生、早くフィニッシュ決めてくれーっ

91: 本当にあった怖い名無し 2013/10/28(月) 23:51:27 ID:CyZbUa7Ei

続きはよ!


92: 本当にあった怖い名無し 2013/10/28(月) 23:54:40 ID:P9IK1ZCI0


それで、俺と占い師ババアは、2階に上がった。

そして、俺は言った。
「どうですか?ここ。
実は、I美は怖がりなので言えませんでした。
ここで昔首吊り自○があったようで」
と言ったら、占い師、あっつーまに下に転がるように降りて
I美と何か話してた。I美はデロデロに泣いてた。

そしてさっさと立ち去って行った。
I美、キ千ガイみたいに泣きながら、上、
上って言うんだよ。
上で首吊りあったんだよ!!
って。いや、それ俺が言ったんだ。

占い師から30万の念珠を買って、身に付けないと、その怨念に苦しむ
とか言われたらしい。
俺にはそんなカネないから。
って言ったら、私カードで買う!
だと。なんか、復讐の副産物。おもしれーな。


94: 本当にあった怖い名無し 2013/10/29(火) 00:06:58 ID:t9MazM3B0


これで一気に事が運ぶ。
おれはA太に成り行きはなしたら
A太、かなりびっくりして

「はやっ」

それで、翌日の日曜日。
ファイナルが決行されることに。

I美はもう、どうにもならないくらいだったから、その夜
I美は実家に帰るって話になった。
オレは男だし、どーにでもなる。とか言いながら荷物まとめてた。
明日早々荷物送ってとかなりながらも、I美は時々キャーキャー言って、何かほんとにヤバイかんじだった

夜も上、上ヤバイ!
とか言って全然寝なかった。

そして、いよいよファイナル。
朝になって、俺たちは送る荷物をコンビニに持っていったりしてた。


95: 本当にあった怖い名無し 2013/10/29(火) 00:16:37 ID:t9MazM3B0


あの占い師のババア、無料とか言ってたのに
一万五千円、見料でいるの。
とか言われて切れた。
お前が払え!って言ったら、泣いてた。
でも、少しもかわいそうじゃなかった。でも
A太との約束で日暮れまでI美といないとならなかったから
オレは、まぁいいから、とか言いながら
適当に時間潰してI美と家に戻った。
I美、かなり困惑しててかなり嫌がったが無理やり。

そして、あの家に入った途端、玄関から左廊下の先にある、風呂場の赤い電気が点いた。

やあああああー
みたいに、I美半狂乱。


96: 本当にあった怖い名無し 2013/10/29(火) 00:23:31 ID:xC/RXr8TO

続きはやくぅぅぅ

97: 本当にあった怖い名無し 2013/10/29(火) 00:29:30 ID:X+i2R/1o0

たのしすぎる
支援


98: 本当にあった怖い名無し 2013/10/29(火) 00:32:05 ID:t9MazM3B0


勿論、A太がつけてんだけどね。

だけど、オレはそのままI美を2階に強制連行。
やあああああーって、泣きながら抵抗するけど
下やばい、下やばい、って言いながら2階に連れてったら
そこにネマキ着た女が首吊ってました。

さすが、A太。すげーうまいな。本当みたい。
高い人形だったけもんな。
当然I美は、きゃあああああって
階段からころげおちたから、やばい、って思ったけど取り敢えず大丈夫そう。

I美は、カバンもってとにかく、逃げ出そうとしてるけど
腰が抜けてるみたいで動けない感じ。
そのうち、一階のふろ場にまだ電気がついた。
I美、なきながら転がってる。
そして、ふろ場からあの首吊り女が這いながら出てきて
I美玄関飛び出てった。

勿論、二体目の人形をA太がズリズリしてくれたンだけどね。

そのあと、俺の肩にその人形をどっこいしょって乗せるA太。

案の定、I美が俺の名前呼びながらドア開けて来た。
その瞬間、俺は恐ろしい声だして
人形肩に抱いて

「でてけ!」と言った。


それで全て終わり


100: 本当にあった怖い名無し 2013/10/29(火) 00:51:17 ID:7NrEeH/R0

ファイナル…ゴクリ。
大作先生の執筆力に期待。
すげー引き込まれるッス

101: 本当にあった怖い名無し 2013/10/29(火) 00:58:41 ID:oIlzsb+q0

>>98
長々と乙!
読んでるこっちもスッキリした
幽霊屋敷とか噂になるかもねw

103: 本当にあった怖い名無し 2013/10/29(火) 02:01:33 ID:f94nuEhi0

やっと書き終わったね、クソ長かったお疲れさま
彼女がクソだったから幽霊屋敷を作りましたって話ね

104: 本当にあった怖い名無し 2013/10/29(火) 02:07:35 ID:z0Khw3Mc0

まぁ面白かったからいいけど、テンプレぐらい読んでから投稿して欲しいわな



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