daddy_pipecut



554: 名無しさん@おーぷん 投稿日:2016/09/10(土) 19:19:27 ID:7wv

叩かれ覚悟で晒す。

俺はバツイチで六年前に離婚してる。
当時は
「嫁のワガママで離婚してやった、結婚に対する覚悟が足りんバカ、子供の親権も譲ってやった」
と、本気でこう思ってた。
今ならわかる。
100パー俺が悪い。





「スポンサーリンク」




DⅤと言われるのは、骨折させたり青アザを作るレベルのことだと思ってた。
口答えしてきたら平手打ちは日常茶飯事。
嫁が俺の稼ぎで美容室なんかに行くのが気に入らないから、当日になって無理矢理嫁の財布から金を抜いてドタキャンさせたのも一度や二度じゃない。

会社の連中にも
「嫁に自分の稼ぎを預けるなんてバカか」
と言い、「産後に嫁が荒れてる」とボヤく後輩には
「そんなもんブンナ.グ.って黙らせろバカが」
と叱り飛ばしてた。

俺の母親が嫁にやりたい放題やってるのも黙って見てた。
むしろ母親とうまくやらない嫁を詰った。
これも今なら、大家族の末っ子育ちで女王様気質の母親が理不尽で自己中なのが悪かったってわかる。

「少額だからボーナスで返せばいいや」
って安易な気持ちが切欠で気がつけば借金600万。
家にもろくに帰らず、一歳半にもならない上の子と生まれたばかりの下の子を嫁に任せっきりで遊び呆けた。




そんな子供二人を見ながら家事がこなせるわけなんかないのに、家が片付いてなかったり飯の支度が出来てないと嫁を叩いた。
「お金は全部あなたが管理してるから買い物にも行けないし冷蔵庫に食材もない、洗濯するのが精一杯」
と返されたら
「言い訳すんな」
と更にもう一発叩いた。

こんだけ偉そうにしてるんだから、借金のことは口が裂けても絶対に言えなかった。
それどころか嫁に毎日のように
「働け」
とせっつき続けた。
「このあたりは保育園激戦区だから母子家庭ですら保育園には入れないから無理」
だと言われたら、
「働きたくないからって言い訳すんな」
って叩く。
どんだけ叩いても嫁は頑として働きには出なかった。

――「私が働いても稼ぎに監視が入って全部取られると思った」
とうとう借金で首が回らなくなって双方の親を交えて話し合いをしていた時に嫁はこう言った。


555: 名無しさん@おーぷん 投稿日:2016/09/10(土) 19:32:21 ID:IGL

>>554
内容以前に既婚女性ではないので板違い
他でやってくれ


556: 名無しさん@おーぷん 投稿日:2016/09/10(土) 20:02:57 ID:7wv

俺の母親は嫁の意志の固さにポカンとした後で、嫁をガンガン詰る。
「話し合いするまでもないんです」
と鼻で笑われて母親は逆上、ダイニングチェアを振り上げて嫁に襲いかかった。
俺もさすがにそれはまずい、と母親を止めて話し合いを開始。

みんなでダイニングに着席しようとしてると嫁が俺の母親に言った。
――「誰がそこに座れ言うた?」
空気が一気に凍りついた。
「椅子の使い方わからん奴は座ってくれるな。床で正座せんか。お前の息子がバカだからこんなことになってんだろ」
と。

母親泣き出すも、
「お前に泣く資格はあんのか、今までよくも好き放題してくれたな、
確かに息子は立派だよ違う意味で」
とアヒャアヒャ高笑い。
嫁は完全におかしくなってた。

「借金がなくても離婚案件だ」
と、携帯に録音してあった俺のキチ発言。
小銭を貯めて俺の誕生日を祝ってくれたら
「無駄な金を使うな」
とドナる俺。

翌年は忠実に俺の言葉を守った嫁に、
「なんで俺が自分の誕生日に自分でケーキ買わなきゃならないんだ」
とドナる俺の声が大音量で再生された。
嫁の親は宇宙人でも見るかのような顔して俺を見てた。

恥を捨てて
「離婚したくない」
と嫁に泣きついたが、
「お前に選択肢はない」
と離婚届を書かされた。
「六年も耐えたんだから十分でしょ」
と。
翌日の午前中には提出したらしい。

この期に及んでも俺はまだ、
(元嫁が『復縁したい』と泣きついてくる)
とすら思ってた。
なんでかと言われたらわからない、根拠のない自信。
俺は自己破産する以外なく、
「養育費は月に二万振り込む」
と口約束だが交わした。

俺から連絡を取るなんてプライドが許さなかったんだろうな。
元嫁から連絡してくるように仕向けようと養育費は無視した。
「なんで振り込まないの」って絶対言ってくると思ったから。
でも元嫁から連絡が来ることはなかった。

元嫁は、偶然会った職場の奴に離婚の理由を全部ぶちまけたらしい。
「マジで嫁さんのこと叩いてたんですか?ちょっとハードな冗談だと思ってたけどガチなら引きます」
と言われて俺は孤立、20年勤めた会社を退職した。
日雇いを点々としながら今日まで生きてきた。

今日は朝一から秋のイベント(ビヤガーデンみたいなやつ)現場だったんだけど、そこに元嫁が来てた。
五才と四才で別れたきりになってた息子は、奪い合うように甲斐甲斐しく小さな女の子の世話をしている。
小柄で細い男が息子と談笑して、それを見つめる元嫁は目を細めてた。
(再婚したんだな)
ってわかった。

人が少ない日中のうちにランチも兼ねて来る家族連れがけっこういるんだが、あまりにも元嫁家族がキラキラしたオーラを放っていて目立っていた。
見たくないのに元嫁家族があまりにも眩しすぎた。

俺が悪いのはわかっているんだが、敗北感と虚しさで何もする気が起きない。
元嫁家族のテーブルに食べ物を運んだけど気付かれなかったのも堪えた。
「あ、すいません~ありがとうございます」
とか言われて。
悪いことをすれば耐え難い目に遭うんだなと気付かされた日になった。



557: 名無しさん@おーぷん 投稿日:2016/09/10(土) 20:09:55 ID:7wv

母親も癌が再発してもう末期だ。
未だに元嫁の名前を出して、
――「悪いことした」
と言う時があるが、元嫁が母親と俺を許す日は絶対に来ないんだろうというのだけはわかる。
元嫁は俺に復讐してるつもりはないだけに余計に堪える。

俺にこんなことを思う資格はないが、元嫁と二人の息子には幸せであってほしいと願ってる。

>>555
間違えた、すまない。




「スポンサーリンク」