daddy_pipecut


902: 名無しさん@おーぷん 20/04/20(月) 21:51:26 ID:lOq

元夫とは結婚してすぐうまくいかなくなった。

結婚前にした約束を全部破られ、共働きだから家計に入れるお金も半々・家事も半々と言ったのに、全部こっちに押しつけられた。

愛情が消えかけていた時、
(これじゃ駄目だ)
と思って
「話し合おう」
と申し出たら
「女は感情論しか言わないから無駄w」
と鼻で笑われた。

それが最後の駄目押しだった。




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私はその後、元夫の前でいっさいの感情を出すのをやめた。

元夫の非を指摘するときはPCで文章に打ち、非を箇条書きにし
「以上の点から私はあなたに改善を求める」
と締めくくった。

元夫は
「正論で男を追いつめるから女はクソなんだ!」
とヒスり、暴れた。

私はスマホ片手に
「感情がいやで正論もいや?
話にならない。
私に指一本でも触れたら通報する」
と警告した。

元夫は
ウゴォォォアア!
みたいな声を出し、壁に頭突きしはじめた。

頭突きしながらこっちをチラッチラっと見ていたので、
「話ができない動物と結婚した覚えはない」
と言って二階に避難し、鍵をかけて寝た。

でも私が避難してすぐ頭突きの音はやんだ。
パフォーマンスが見え見えだった。
翌朝、壁を見たらベッコリへこんでいたからスマホで撮って、家事をしないこと・催促しなければ家計にお金を入れなかったこと、などを材料に離婚した。

私は交際中、元夫のことが大好きだった。
元夫の前ではずっとフワフワした女の子キャラだった。
演じてたわけじゃなく、
夫の前に出ると自然とそうなっていた。

でも『女は感情論しか言わないから無駄w』と言われた瞬間、スッ…と全部の波が引いた。
それ以後、私の中にはフワフワのかけらもなくなった。

最近になってようやく離婚前後のことを思い出せて、
(元夫はさぞ戸惑っただろうな)
と客観視することができた。

復讐のつもりはなくて、自分ではごく自然にフワフワ天然から氷に変わったんだけど、
(今思えば一種の仕返しだったんだろうな)
と思う。





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